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高梁市吹屋

 岡山県の中西部に位置し、広島県と接する高梁市。

 備中松山城や城下町でも知られる市の中心部から車で40分ほどのところに、吹屋地区はあります。

 木々が茂る山道を走り抜けたその先、標高550メートルの山間に、忽然と現れる高原集落。

 この集落は、江戸中期から銅山とベンガラ製造を中心とする鉱山町として発展しました。
 重要伝統的建造物群保存地区に認定されている町並みは、ベンガラ製造最盛期の江戸後期から明治時代にかけて築かれ、今なお往時のその姿を残しています。

 ベンガラを塗った木の柱や格子、赤みを帯びた壁、石州瓦の屋根が印象的な、この赤い町並みは、日本の伝統的な建物でありながら、ヨーロッパの集落を思い起こす人も少なくありません。


 なによりの魅力は、銅山が閉じた今も、ここには朗らかで吹屋を愛する人々の暮らしがあることです。

 そんな人々の人柄や吹屋の暮らしに惹かれて、近年は若い人々が移り住むようになってきました。

 

 2020年には、『ジャパンレッド』発祥の地~弁柄と銅の町・備中吹屋~ として日本遺産にも認定されました。

 集落の人たちとの交流とともに、吹屋の暮らしや歴史に触れ、のんびり滞在してほしい場所です。

>>高梁市観光ガイド(高梁市観光協会 公式サイト)​

>>吹屋 調査計画業務

>>町家ステイ吹屋・カフェ燈

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