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吹屋地区 調査計画業務
岡山県 高梁市
「吹屋地区街なみ環境整備事業」
実施年:2020年
・吹屋地域の調査
・吹屋地域のコンセプトプラン作成
・空き家等の整備提案
・地域住民への計画提案と意向確認
かつてベンガラの生産地として繁栄したことから、2020年に「ジャパンレッド発祥の地」として日本遺産に認定され、2022年には修復された旧吹屋小学校が公開を迎えることになっていた吹屋地域。
地域住民からは「今後、これまで以上に観光客が増えると予想される中、今の状況でしっかりと受入れていけるのか」という不安の声がありました。
吹屋地域の歴史・文化を活かした観光振興と、地域経済の活性化を図ることを目的として、これからの吹屋地域全体の環境整備について、地域住民のみなさんと考え、それをまとめることになりました。
まずは住民生活と観光の両視点からみた「人と車の動線・景観・機能」の課題について地域のみなさんと現状を出し合い、情報整理。それを踏まえて今後の整備の方針やイメージを確認して、コンセプトプランとしてまとめました。
また、現状の課題に対する空き家活用や整備のアイデアを、写真やイラストを用いてマップにまとめ、地域住民のみなさんと高梁市に提案しました。
結果として、まずは課題の一つであった「公衆トイレ改修整備」について、地域住民の総意として強い要望があったため、具体的に話が進み翌年の整備に繋がりました。
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