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撮影:宮下直樹(Terminal81 Film)
伊根町観光交流施設「舟屋日和」
京都府 伊根町
複合施設(レストラン・カフェ・体験スペース等)
所有者:伊根町
実施年:2014-2017年
・調査企画
・基本計画
・設計監修
・施工監修
・家具インテリア監修
※(株)庵プロデュース による実施業務に参画
世界的にも珍しい舟屋の景観に魅かれ、伊根浦エリアでは、写真撮影する人やまち歩きを楽しむ人などを目にしましたが、この計画がスタートした当初は、まだ時折見かける程度。
「道の駅」や「遊覧船」には多くの利用者がありながら、伊根浦エリアではそれだけの人が伊根町を訪れているという実感を得られず、観光客は伊根での滞在を短時間で通過してしまっているのが実状でした。
今後、もっとゆっくりと伊根浦を歩き楽しんでもらい、じっくりと深く伊根の魅力を味わってもらえるよう、伊根浦エリアのほぼ中間に位置する鳥屋地区に、交流施設を整備することとなりました。
どのような施設にしたいか。まずは、伊根町内の民間有志と各団体代表者等で構成する会議で検討を重ね、整備のイメージプランができました。
工事は、施設運営者となる地元企業(株)サバイも工事会議に参加し、具体的な運営のイメージや使用する設備などを確認しながら工事が進められました。
2017年4月、施設がオープンしました。
施設愛称「舟屋日和」は、(株)サバイが命名。伊根町には、季節ごと時間ごとに魅力的な景色や過ごし方があります。それを実感している運営メンバーが、施設内の舟屋でそれぞれの時間を楽しんでいってほしいとの想いが込められています。
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